約 3,673,604 件
https://w.atwiki.jp/kk0201kk0714/pages/1419.html
アーティスト:C-C-B レベル:5 歌唱範囲:Bメロ〜1番サビ(友達の領域(エリア)から〜) 地声最高音:hiA(ともだちの エリアから はみだした) 裏声最高音:hiB(君の青い ハイヒール 等) ※頻出です。 C-C-Bの3枚目のシングル。連続ドラマ『毎度おさわがせします』の主題歌に使用された他、インターネットの掲示板を基にしたドラマ「電車男」の挿入歌としても使用されており、聞いたことがある方も多いのではないか。 序盤からhiAが登場するなど、男性の音域としてはやや高め。サビではとりわけmid2E〜Gが多く、意外と体力が削られていく。歌ってると二つの意味で胸が苦しくなるかもしれない。所々出てくる裏声も厄介で、人によっては地声で出した方が楽かもしれない。 滅茶苦茶に難しいわけではないが、癖のある楽曲で他のレベル5とは違った難しさがあると言える。
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/149.html
右手が止まらない僕と、幼なじみの姉妹 959 :名無したちの午後:2010/02/28(日) 23 14 13 ID hdzCSRyz0 右手 まだ途中だけど掃除機コキあったwwwwwエロゲでこのシチュみたの初めてだwwwww 妹 手コキ 太ももに挟みながら手コキ 靴下コキ パンツコキ 姉 背後から手コキ オナホコキ 立ちながら足コキ 背後から両足コキ 姉妹 二人に顔面騎乗さなれがら妹に足コキ 妹に掃除機責め 全部射精あり 関連レス 919 :名無したちの午後:2010/01/24(日) 11 12 23 ID GnjuLOVv0 基本的にみてもらいながら色々言ってもらう、というシチュエーションなのでコキかと問われると 違うんじゃね? て感じ 話の性質上立ち絵メイン(ころころ変わるところは面白いが)なので、普通のエロゲを期待すると痛い目にあうかもしれん 一応普通のエロもあるようだが、体験版ではダイジェストだった 一人エッチモードの方はボイス編集モードとかもあるようだ 音声はとにかくどんだけ入ってんだ、て感じで卑語も豊富だしピーもないしでボイスとしゃべりが気に入るなら買って損はなさそう。 ま、あとは実際に体験してみるしかないな 920 :名無したちの午後:2010/01/24(日) 17 43 14 ID 7hXe4QhG0 一人エッチモードは大失敗だと思うわ
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/1416.html
作詞:いーえるP 作曲:いーえるP 編曲:いーえるP 歌:巡音ルカ 翻譯:yanao 旋轉木馬是不會停下的 被封閉起的這道光 再度地宿入心中 在彼方之前所能看見的 前方之路便是內心的深淵 如光線增強般陰影也會愈趨深濃 不會去害怕沉默的聲音 而畏懼著失去你 ☆唱吧放聲高歌 瞇起雙眼伸出了手 仰望天空展開雙翅 在那瞬間便知曉了 愛人的意義 ★旋轉木馬是不會停下的 旋轉木馬是無法停下的 無形的這陣思考 是唯一感受到的記號 領我前往無盡之旅的是名為你的存在 ☆重複 ★重複
https://w.atwiki.jp/ffwm/pages/45.html
エンドロールは止まらない:re◆GO82qGZUNE この物語は「エンドロール」。流れる文字の背後に、細切れに表示されるだけの過去の追憶。 全てはもう終わってしまって、取り返しがつくことなど何もない。 ▼ ▼ ▼ 人の駆ける荒い息遣いが闇夜に溶ける。 靴底がタイルを踏みしめる硬質の音が乱れに乱れて鳴り響く。 「うわ……あ……うあ……」 声の主は男だった。男は声にならない声を途切れ途切れに上げながら、まるで這うように何かから逃げ出していた。最早悲鳴を上げる気力と体力すらなく、その足元は覚束ない。 見れば、男は腕から夥しい量の血を流していた。切り裂かれた傷は耐えがたい激痛を発しているだろうことが容易に想像できる。しかし、男にはそんなことを気にしていられる余裕などなかった。 止まれば死ぬ。 一瞬でも足を止めてしまったら、待ち受けるのは更に悲惨な末路だけなのだ。 (嫌だ) 背後より迫る恐怖、その圧に限界を越えた足はそれでも止まることが許されない。 追いつかれれば死ぬしかない。 きっと自分は殺されてしまう。抵抗の余地などない。 (死にたくない) だから走る。激痛も苦痛も置き去って、酷使して血反吐を吐くほどに損耗した肺をそれでもと稼働させて。 人一人いない夜の街路を、等間隔に並んだ灯りが照らす夜道を。 惨めに、無様に、一心不乱に逃げ出していた。 ―――男の正体を言ってしまえば、彼は聖杯戦争に招かれたマスターだった。 既に没落した魔術師の家系に連なる彼は、しかし枯渇したはずの魔術回路を生まれつき保持しており、魔術の修練こそしてこなかったもののある程度の魔力を備えるに至っていた。 少なくとも、こうして令呪の恩恵を与えられる程度には、彼の魔術回路は優秀だったと言えるだろう。 引き当てたサーヴァントはセイバー。その英霊を目の前にして、彼は天啓を得た気持ちでこの聖杯戦争へと臨んでいた。最優のサーヴァントを引いた自分に敵はないと、あるいは舞い上がっていたのかもしれない。 そして今夜、彼にとっては初陣となる日に出会った敵は、単独行動中と思しきキャスターだった。当然彼は好機と見てセイバーをけし掛けた。相性の好悪は瞭然であり、故に自分たちが負けるはずもないと高を括って。 果たして、その目論見は成功に終わった。ある程度抵抗はされたものの、セイバーは見事そのキャスターの首を刎ねて勝利をおさめた。戦闘と勝利が生み出す高揚に体が火照ったことを、彼は今でも鮮烈に思い出せる。 自分は勝った。勝ったはずだ、なのに…… (どういうことだ、あれは!?) 勝利の栄光から急転直下、"それ"は現れた。 斬首され死したはずのキャスターの体が持ち上がり、何故かその状態で攻撃を仕掛けてきたのだ。 セイバーもすぐに応戦したが、どれだけ切り刻もうと構わず攻撃を繰り返してくるキャスターに、徐々に損耗を強いられた。 そして壮絶な削り合いの末に、セイバーは遂に…… (くそッ、あんなの聞いてねえぞ! あんな反則アリなのかよ!) 朦朧とする意識の中で、それでも抑えきれない悪態を内心で吐き捨てる。 あれは反則だ。死んでも生き返るサーヴァントなど聞いたことがない。 首を刎ねようと、心臓を潰そうと、全身を微塵切りにしても、あのキャスターは何事もなかったかのように立ち上がってきたのだ。 そんな得体の知れないサーヴァントに、今自分は追われている。サーヴァントを失った自分を確実に殺すために。 (どこだ、どこから来る!?) 走りながら必死に首を振って辺りを見回す。 右―――何もいない。 左―――誰もいない。 上―――広がるのは星の無い漆黒ばかり。 背後――とてもじゃないが振りかえられない。 闇の中に立つ影のような街灯の間を、必死の形相で、転がるように走る。 どこへ逃げるかなど考える余裕はなかった。ただ転がった先へ、目が向いた先へ、どこまでも広がる冷たい夜闇の中を、ひたすらに逃げ回り続けた。 そして、何度目かの曲がり角を一切減速することなく曲がり――― 「ごぶっ……!」 体の真ん中を、鋭い衝撃が貫いた。次いで襲いくるのは灼熱の感覚。 ごぽり、と声にならないままに熱いものがこみ上げてくる。男は正確に認識することができなかったが、それは男自身の吐血だった。 全身から力が抜ける。四肢は萎え、力は入らず、空転する呼吸だけが空しく宙へ消えていった。 何故だか痛みは感じなかった。ただ重たい疲労感と鈍色の視界が頭を埋め尽くした。 何が起こったのか、分からない。自分は一体どうなったのか。 暗闇に閉ざされていく視界を、それでもと男は持ち上げる。 そこに映ったのは、ただ一面の漆黒。 その闇色から浮き出るように佇む、擦り切れた外套の影。 そして外套の中から覗く、白色の仮面。 「お、前は……」 最期、男の視界に映し出されたのは、こちらへと伸ばされるキャスターの手のひら。 顔面を鷲掴みにされた感触と共に、男の意識は今度こそ二度と浮上しない深みへと沈んでいった。 ▼ ▼ ▼ 子供の自分にとってはやけに広く感じる部屋。お風呂場前の脱衣所。 殺風景な内装とフローリング、適当に丸められた洗濯物がだらしなく放り込まれた段ボール箱。 最近よく止まるようになった古い洗濯機。ママがそのことに機嫌を悪くして怒鳴っていたのが耳に新しい。 壁際には背丈の低い戸棚が一つ。引き出しはたくさんあるけど、パパとママは整頓には無頓着だから使っているのはボクしかいない。 あとは風呂場に続くサッシと、立てつけの悪い窓。それが、この家における僕の世界の全てだった。 今日も大きな声が聞こえる。 耳に煩い音や声は人を苛つかせる。いつも聞こえてくるのはパパの怒鳴り声か、ママの媚びた声。あとは、知らない男の人の声くらい。 今聞こえたのは、硬いものがぶつかってガラスが割れた音だ。多分また、パパが酒ビンを投げたかしたのだろう。ママのヒステリックな叫びも聞こえる。あとで片づけなくておかないと。 正直言って気が滅入る。かつての自分は、よくこんな環境に耐えていたものだ。いや、耐えられなかったからこんなことになったのか。どちらでも構わないけれど。 戸棚の引き出しの一番奥に隠してあった日記帳を取り出す。僕は自分の部屋がないから、ここが僕の秘密の隠し場所だった。 分厚い日記帳、触ってると安心する。ここにはボクが犯してしまった間違いがたくさん書いてあるけど、それでもボクにとっては唯一の「僕のもの」だ。 今日あったことを書き連ねる。どうでもいいこと、ちょっと興味をそそられたもの、いつものルーチンワーク。書くことはいくらでもあった。何もない日々だから、少しでも記憶に残ったものがあればそれを書けばいい。 さらさらとペンを走らせる音だけが部屋に響く。いつの間にか隣の部屋の喧騒は静まっていた。多分寝入ったのだろう。それくらいしかやることのない男だ、パパは。 日記帳に書きこむこと暫し、満足したボクは日記帳を閉じて元の場所に戻し、ペンを筆箱の中にしまった。途端にやることのなくなったボクは、湿気と生乾きの臭いが染みついた陰気な部屋の中を、ぐるぐるとまわり始めた。 今日という日もそろそろ終わる。無意味な日常が、無価値なボクの蛇足な日々が、また一つ消費される。 コンコン。 ふと、窓ガラスを叩く音が聞こえた。 控えめなそれは周囲を気遣った音であり、この家から消えて久しい人らしい思いが入ったものだった。ボロな平屋の、それも一階の窓だから叩ける者はそれこそ大勢いるだろう。もしかしたら泥棒かもしれない。けれど、そうではないことを僕は知っていた。 目を向けてみれば、そこにいたのはやっぱり僕の知ってる姿だった。擦り切れた黒い装束みたいなものを着込んだ人。顔には仮面が付けられて、表情どころか男か女かさえ分からない。 「魔法使いだ」と言った初対面の時のボクに、その人は否定も肯定もしなかった。少し話して、その身から漂う血とすえた臭いに「じゃあ人殺しだ」と言った僕に、その人は黙って頷いた。 その人は自分のことをキャスターだと名乗った。「やっぱり魔法使いじゃないか」と言ったら、どちらも同じだと返された。 なるほど、とその時僕は納得したことを覚えている。人殺しにはやはり、人殺しがお似合いなのだ。 僕は窓ガラスをノックしたまま黙って佇んでいるその人に近づいて、窓を開けてあげた。その人は霊体化という、いわば幽霊みたく壁をすり抜けることもできたはずだけど、僕のいる部屋に入ってくる時はいつもノックをしてくれる。気遣い、というものなんだろうか。よく分からない。 その人はやっぱり黙ったまま、土足で部屋に上がりこんできた。そしてそのまま、隅のほうに座り込む。 「……どうだったの」 『サーヴァントを一騎仕留めた』 抑揚もなく、その人は言った。男の声と女の声が入り混じったような、不思議な声だった。その人の性別が分からない理由の一つだ。 『しかし少なくない傷を負った。敵陣営を生贄に捧げたことで大凡回復はしたが、この状態での戦闘には不安が残る』 「……そっか」 ついさっき、胸のあたりに鈍い痛みのようなものが走ったことを思い出した。今まで経験したことが無かったから分からなかったけど、あれが魔力の消費というものなのだろうか。内臓から血を絞り出されるような感覚。あまり好きにはなれそうにない。 「そういえば……その生贄ってマスターやサーヴァント以外にも使えるんだったよね」 無言の首肯。その人―――キャスターは首を縦に振ることで僕の疑問に答えた。 「じゃあ、ちょうどいいのがそこにいるよ」 そう言って隣の部屋を指差す。両親の寝室だ。キャスターは、困ったように振り返った。 『お前は、自身の知る誰かの殺害を厭んでいたはずだ』 「僕が殺したくないのは……償わなきゃいけないのは、僕が原因で死んだ人たちだけだよ。あいつらは自業自得」 だから死のうが死ぬまいがどうでもいい。わざわざ再殺してやる義理なんてないけど、殺さない理由だってありはしない。 酒と暴力と性欲しかない父親と、男に抱かれることしか頭にない母親。あいつらはどうしようもない屑だ。僕と同じように。 キャスターがこちらを見る。本当にいいのか、という最終確認だ。僕は黙って頷いた。 キャスターの姿が消えてなくなる。霊体化だ。こうなるとキャスターは誰の目にも見えなくなるし、壁だってすり抜けられる。 窓を閉め、施錠もちゃんとして、ボクは明日の学校の準備を整える。昔は嫌いだったけど今度はちゃんと通ってみたいと思う。隣からくぐもった困惑の声と怒号が聞こえてきた。宿題はちゃんとやったかな、最後の確認をする。 そういえば、明日は日直の当番だった。少し早めに出て行かなくてはならないだろう。何かが蒸発するような音と甲高い悲鳴が耳に突き刺さる。そうと決まればそろそろ寝なくては。 「おやすみなさい、みんな」 誰ともなしに呟いた声は、もうどこにもいないみんなに向けて。僕なんかがいたせいで死んでしまったみんなに向けて。 頭の中に思い描く。みんなと一緒にいた時間は、僕の人生で一番楽しかった。 今夜はみんなの夢が見たいな。そう思いながら、意識を深く沈めていく。例え都合いいものだとしても、夢は幸せなものが見たかった。 ▼ ▼ ▼ 学校における彼は、目立たない大人しい子というイメージをこれ以上なく表したかのような少年だった。 自己主張は少なく、表情も抑揚も乏しい。周りに敵を作っているわけではないが親しい友人も特にいない。 教室の隅っこに漂う空気のような生徒、それが彼だった。 「いい子だよ」 彼を知る大人は大抵こう答える。聞き分けがよく大人しい子、手間のかからない都合のいい子。 「嫌な子だよ」 彼を知る子供は大抵こう答える。何を考えているかよく分からない。不気味だし根暗だし、仲のいい子なんて誰もいない。だから嫌な子。 結局のところはどちらも同じだった。大人も子供も、遠巻きにして見るだけで彼と接しようとはしなかった。いい子も嫌な子も、単なる無関心の現れに過ぎなかった。 その日、クラスで作文の宿題が出された。テーマは「将来の夢」。 ありふれた宿題だった。生徒たちは面倒臭がったり、嫌な顔をしながらも、思い思いの文を書き連ねていった。 次の日集められた作文は十人十色の内容で、長かったり短かったり、巧みだったり適当だったり。それでも子供らしい感受性に溢れた夢が詰め込まれたものばかり。 けれどその中に、周りから浮いた作文用紙が一枚あった。 将来の夢というテーマとはまるでそぐわない、悲観的で突き放したかのような文章。その文頭には、ぽつりと一文だけが書かれていた。 『人間みたいなことが、してみたい』 その言葉の意味を理解できた者は。 少なくとも、それを見た者の中には存在しなかった。 【クラス】 キャスター 【真名】 無銘@ソウルサクリファイス 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+ 【属性】 秩序・中庸 【クラススキル】 陣地作成:B 魔術師として自分に有利な陣形を作り上げる。 道具作成:A 供物魔術に必要な道具を作り上げる。 【保有スキル】 供物魔術:A 供物を捧げることにより発動する魔術。効果の内容は供物により千差万別となる。 この魔術は使用に魔力を要さないが、使用の度に供物が破損していく。 キャスターが扱う魔術は、供物・生贄・禁術のいずれにおいても「何かを犠牲にする」ことをトリガーとして発動する。 生贄:A 戦闘不能に陥った対象を文字通り"生贄"とする術。 生贄に捧げられた対象の魂はキャスターの右腕に取り込まれ、肉体は完全に消滅する。 単純な魂喰いとしても非常に効率のいい代物であるが、その他にも取り込んだ魂の量と質に比例してキャスターのステータスに上昇補正を与える効果がある。 また、一定以上の魔力を持つ人物にこのスキルを使用した場合、"生贄魔術"を使用することが可能となる。 生贄魔術は非常に強力であるが、それを使用した場合は魔力回復やステータス上昇補正は得られない。 生贄魔術は以下の三通りであり、対象の属性によって発現する魔術が決まる。 グングニル:生贄対象の全身の骨格を肥大化させ、周囲一帯に骨の槍を降り注がせる。追加の効果はないが、その分威力は他の生贄魔術より強大。属性・混沌。 エンジェル:生贄対象の魂を昇華させ、周囲一帯に光の槍を降り注がせる。また、その際にキャスターの傍にいる人物を無差別に回復する。属性・秩序。 ユグドラシル:生贄対象の下腹部から茨化した骨が突き破り、巨大な樹のようになる範囲攻撃。その際周囲の人物の魔力を無差別に回復する。属性・中立。 心眼:C 霊的な透視、看破能力。 心眼(真)や心眼(偽)とは異なるスキル。 精神汚染:E 取り込んだ魂により自我が侵食されている。生贄により魂を取り込む度、このスキルのランクは上昇していく。上昇量は対象の持つ魔力量に比例して大きくなる。 ランクEにおいては精神干渉のシャットアウトが出来ない代わりに意思疎通にも支障はないが、ランクが上昇していくにつれて右腕が異形と化していき殺戮衝動が強まり意思の疎通が困難になっていく。 またこのスキルランクが上限に達した時、キャスターは全ての自我を失い"魔物"と化すだろう。 不死の呪い:EX 不死存在の血を取り込んでいるためキャスターは不死の存在となっている。 どれだけ肉体を破壊されようと魔力を消費して元通りに再生可能。肉体の再生にかかる魔力の消費は通常と比べて遥かに軽くなるが、霊核を砕かれた際の再生には多量の魔力消費が必要となる。 また、後述の宝具によって失われた部位は再生しない。 【宝具】 『禁術・贄喰らいの魔装(ソウルサクリファイス)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1~666 自身の肉体の一部を供物にすることにより発動する大魔術。肉体のみならず該当部位における魂ごと捧げられるため、この宝具によって失われた肉体部位は二度と元に戻ることはない。 禁術は以下の通り。 サラマンダー:全身の皮膚が焼け落ちることで発動。周囲一帯を業火で焼き払う。 グレイプニル:右腕の骨と神経で編まれた鎖で対象を捕縛する。捕縛された相手は一切の身動き及び魔術・スキル・宝具の発動ができない。対象の魔としての性質が強ければ強いほどこの魔術の効果は上昇する。 ゴルゴン:片目を抉り取ることにより発動。石化魔術弾を連射するゴルゴンの瞳を無数に召喚する。 ベルセルク:脳を肥大化させ発動。強力な念動波により周囲を無差別に破壊する。使用後に脳は元の大きさに戻るが、代わりに思考能力が制限される。 エクスカリバー:背骨を引き抜き、地面に突き刺すことで地中から生える巨大な剣として具現し、対象を自動で追尾して切り裂く。 ヴァルカン:自分の心臓を錬成体として機能させ、魔力で構成された剣を無尽蔵に取り出す。その剣はA+ランクの対人宝具として機能する。 ルシファー:自身の足の骨格を肥大化・変形させることにより巨大な翼に変異させる。一時的に敏捷に+++補正を与え異形の翼による物理攻撃を可能とする。 【weapon】 右腕の呪血 右腕から流した血を刃もしくは弾丸にしての攻撃。当然ながら攻撃の度にキャスターは傷ついていくが、不死の呪いにより再生可能。 【人物背景】 主人公であるアーサー・カムランがその記憶を追体験することになる「ある魔法使い」。 魔物と化した人間の殺害要請を引き受ける魔術組織アヴァロンに属していた魔術師。キャスターのいた世界における魔法使いとは「人殺し」の代名詞でもあった。 かつてパートナーであったニミュエという女性を生贄にしてしまった過去を持つ。 予知能力を持つ魔術師「マーリン」によって、将来世界を滅ぼす怪物になると断言され、その未来を防ぐためにマーリンと二人で「聖杯」探求の旅をしていた。 結果的に彼/彼女は怪物と成り果てる運命を乗り越えることに成功するのだが…… 真名が無銘となっているのは■■■■によって世界が滅ぼされ彼/彼女の名を知る者がいなくなってしまったため。同様の理由で姿さえも失っており、今回の聖杯戦争においては襤褸布を纏い仮面で顔を覆い隠し男女双方の声が重なって聞こえるという性別不明の状態となっている。 性格は理知的で意外と洞察力が高い。また、血なまぐさい世界に身を置くにしては少々お人好しのきらいがある。 【サーヴァントとしての願い】 ■■■■を完全に殺す/救う。 【マスター】 ラッセル@END ROLL 【マスターとしての願い】 自分という存在を無かったことにして、自分が引き起こしてしまった全ての悲劇を消し去る。 【weapon】 分厚い日記帳: 自分の部屋すら与えられなかった彼の、唯一と言っていい「自分のもの」。持っていると安心する……らしい。 中には今まで犯してきた様々なことが書かれている。 【能力・技能】 身体的にも頭脳的にも年相応の少年。 元来、彼は何の異常性も特別性も持たないただの少年でしかないはずだった。 【人物背景】 ゴミ屑のような両親からネグレクトと虐待を受け、幼少期より性的倒錯環境で育てられた(というか放置された)少年。 愛情を知らず、人らしい情を知らず、いつの間にか彼からは共感性が欠如してしまい、罪悪感というものを持たない後天性の精神異常者へと変貌した。 そして自覚的、あるいは無自覚的な行いの果てに彼は自らの両親を惨殺する。全てに疲れ果てた彼は、自らが犯した犯行の全てを記した日記帳を手に警察へと足を運び…… これが原作開始前におけるラッセルという少年の全てである。その後、彼は政府機関により新薬ハッピードリームの被験体となるが、彼の見た夢を理解している者は彼一人しか存在しない。 参戦時期はトゥルーエンド1「END ROLL」後より。 【方針】 聖杯狙い。 そこに躊躇いを覚えることも、罪悪感を感じることも、最早自分には許されてなどいない。
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/2684.html
原曲・C-C-B 作詞・松本隆、作曲・筒美京平、編曲・船山基紀,C-C-B ロックバンド・C-C-Bが1985年に発表した楽曲。 【登録タグ 1985年の楽曲 C-C-B J-POP】 カバーした声優 岸尾だいすけ 下野紘 堀江由衣 水島大宙
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/809.html
このページはこちらに移転しました 鉄拳バイブ 作詞/74スレ205 子種を撒き散らす夜に ちよっぴりセンチメンタル 絵の具で描き換える未来 修正液で塗り潰した せっせと生産活動レイプマン さっさと破壊活動お父さん 望むのか 望まないのか キ○ガイは夕日に沈む 「世も末、腐ってる」なんて口にして 綺麗な掌に手袋はめて ホントに腐ってんのは あぁ てめぇの脳内 コンドームを頭から被って 出したい声も出せなくて 気付けば2度目はなくて 殴り続けてた拳からは血が流れたよ 奥には届かない パンツを脱ぎ捨てれば 隠す物はもうないから強ぇはずだろ その手に武器なんて持ってんじゃねぇよ 世界をうんこまみれにしてやる …だけど、気付いたら 今日も終わってた 嘘に笑ってかかる人達も 目をそらし気付かない振り 分かってる この手じゃ何も 救えない 変えられないって事に 夜が目を覚ましたら 認められるかなぁ? (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/1007k/pages/2474.html
Romanticが止まらない(ふつう) 詳細・攻略 PSP2のみ収録 ★×5で譜面分岐あり 達人維持で133コンボ、玄人維持で125コンボ、普通維持で104コンボ オート動画 かんたん むずかしい おに コメント
https://w.atwiki.jp/onirensing/pages/574.html
アーティスト:C-C-B レベル:5 登場回数:4(レギュラー版第4回、第15回、第19回、第43回) 挑戦結果 徳永ゆうき:成功(レギュラー版第19回)
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/3357.html
七尾百合子「百合への止まらない好奇心」 執筆開始日時 2020/03/17 元スレURL https //wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1584445767/ 概要 七尾百合子「あの、小鳥さん。ちょっと聞きたいことがあるんですけど」 音無小鳥「どうしたの?」 百合子「百合ってジャンルの本があるらしいんですけど、何か知ってますか?」 小鳥「」 タグ ^七尾百合子 ^音無小鳥 ^馬場このみ ^百瀬莉緒 まとめサイト えすえすゲー速報 エレファント速報 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ SSでレッツゴー SSびより SS 森きのこ! SS2chLog 번역 2차창작 번역 게시판 wiki内他頁検索用 コメディ シアターデイズ ミリオンライブ 七尾百合子 誕生日 音無小鳥
https://w.atwiki.jp/pararowa/pages/380.html
時間よ止まれ/時間は止まらない ◆Z9iNYeY9a2 「ところでほむら、あんたって普段どんなことして過ごしてるの?」 「何よいきなり。質問の意図が分からないわ」 「意図っていうかほら、こういう会話を通して互いのことをよく知るようになればって」 「知ってどうするのよ…」 「友達とこういう会話とかしたりしない?」 「覚えてないわ。私普段一人だし」 「じゃあこの話からそういうの開始ということで。あんた普段何して過ごしてるの?」 「何って…、街の散策とか……、あとは銃器の手入れ…?」 「ごめん、それは想定してない回答だったわ…」 「じゃあアリスは何をしてるっていうの?」 「私は……、あー、こっちも人のことは言えなかったわね。軍務に駆り出されること多かったから」 「そう」 「……」 「……でもさ、そこで銃器の手入れって回答出てくる辺り、普段どういう生活してるの」 「いざという時に不具合があったら困るもの。取りこぼすわけにはいかないから」 「ああ、確かにそうね」 ◇ 止まった時の中で、2つの影が交差する。 黒いドレスを纏った少女と、学生服の少女が互いに攻撃を繰り出している。 黒い羽根と銃弾が空間を飛んでは静止していく中で、迫る少女は腕から生み出した黒い渦でそれらを弾きながら進んでいく。 いざ黒いドレスの少女の元にその腕が届こうという時には、相手は宙に生み出した黒い影の中に姿を隠し消失。 周囲を見回す残された少女は、背後の気配に気付いた瞬間即座にそちらに振り返り、そこにあった黒い影から現れた巨大な翼を自身の腕の渦で受け止めていた。 互いに一歩引いた瞬間時間が動き出し、周囲に撒き散らされた羽根の残りやぶつかり合った衝撃で生み出された羽根、攻撃の余波の影響が周囲に巻き散らかされた。 あちこちの地面が抉れ土埃が上がり、羽根が地面に突き刺さっていく。 時間を止めるほむらに対して、自身の時間を無限に加速させ光速をも超えることでその時間停止にも抗うアリス。 結果ほむらには自身の最大の武器であった能力に対して抗われたことで能力による優位性を喪失した形となっていた。 しかしほむらの顔には焦りはなかった。 黒翼から多数の羽根を撃ち出し、同時に時間を停止させる。 対するアリスもギアスを発動させて自身の時間を超加速、止まった時間の中で動き出す。 発動にほんの一瞬のラグが存在した故か、放物線状に放たれた羽根の中心にほむらの姿は既にない。 警戒するように周囲に意識を割くアリス。 次の瞬間、止まった時間の中では動くはずのない羽根が一斉に軌道を変えた。 一瞬意識が虚を突かれながらもそれらを弾き飛ばしながら周囲を伺う。 弾いた羽根は宙を舞い、アリスの視界外で軌跡を変え。 一斉にアリスの元に再度一斉に飛来。 追撃も避けるため完全に消滅させようと対消滅を構えるアリス。 その時、下から巨大な竜の爪のような影がアリスを襲った。 咄嗟にエネルギーを下へと向けて迎撃。 エネルギーは衝撃波を生み出し周囲の羽根をも巻き込むが、いくつかはアリスへと命中。 肩を刺し脇腹を掠め、傷を作った箇所から血が滲み出した。 やがて時間が動き出す中で、割れた竜の腕は黒翼へと形を変えてその中からほむらが姿を見せる。 破れた翼に顔をしかめつつも、魔力を注ぎ込んで元の形へと戻す。 「随分と変な技使えるようになったじゃないの。 いつからそんな化け物みたいな姿になったの?」 「ソウルジェムが割れてからよ。姿に関して言うならお互い様でしょ」 言いながらアリスの右腕に目をやる。 かつてほむらも相対したナイトメア、マークネモを思わせる紫色のプロテクターのようなものが腕を包んでいる。 「拳銃が通じるなら良かったんだけどね。 あんたの攻撃が訳解んないものが多いから、こっちも手の内引っ張り出すしかないのよ」 「そう。ならお互い様ね」 時間停止を常時使わねばならないのはほむらにとってはそれなりに負担だった。 魔力消耗の負担をギラティナに押し付けている以上気にしすぎるものではないが、いつまで保つかが不明だ。 時間停止をせずに踏み込んだ場合、あの時間停止中にも動けるほどの加速を発動したアリスの攻撃が襲いかかるだろう。 一方でアリスにとっても時間停止の対応に最大レベルまで加速させたギアスを使うことは大きな負担であった。 ギアス能力を酷使しすぎたロロ・ヴィ・ブリタニアがギアス使用の副作用で体を崩壊させたように、使用のしすぎは人体には害となる。 魔女の力を受け継いだアリスにとっても無視できるものではなかった。 互いに、自身の体の負担があるにも関わらず、目の前の相手のことを全力で叩き潰そうとしている。 鹿目まどかに強く関わりがあるでもない事象に、必要以上に力を注いでいる自分がいることに驚きを感じていた。 ナナリーを生き返らせるための障壁であるにはしろ、自分でも驚くほどには力を入れていると自嘲するように思った。 互いにそんな感情の自覚を振りほどくように時間を止め/加速させ、動いたのは同時だった。 翼の爪と対消滅を備えた腕をぶつけ合った瞬間に、互いの口に無自覚に笑みを浮かべている姿が、互いの視界に映っていた。 ◇ 時間を止め時空間を歪めながら戦っている二人。 そんな姿も、それを見ている鹿目まどかには全く視認することができぬものだった。 隣にいる間桐桜は、まどかには分からない謎の力で宙に浮いている。 下にいるポッチャマと共に、色々と手を加えてみたが、この拘束を外すことはできなかった。 ほむらが自分のために戦っている。それは何となくだが、これまでの会話の中で察していた。 だが、ここまでのことをされる理由がまどかには分からなかった。 目の前で戦う二人の傍で、自分はまたその姿をこうやって見ているしかない。 戦いに加わることも、戦う彼女の心境を知ることもできず。 ふと視線の先にいるポッチャマに目をやる。 彼は戦う二人の姿を前にしていながら、意識はどこか間桐桜の方に向いているように見えた。 静かに激情を抑えているように見えるその目は、きっと自分の友達を彼女の手にかけられたことが影響しているのだろう。 もしもポッチャマが間桐桜に手を出そうとしたなら、止められるかどうかはともかくとしてこの子のことを止めるんだと思う。 ただ、それでも何かを見ている、向き合おうとしているその目線は自分よりもずっと前を歩いているように思った。 (何で、私なんだろう…) 離れた場所、少なくとも自分に攻撃の余波が届くことがない位置で戦う二人の姿。 光景的にも心境的にも、とても遠くの世界の戦いに見えるものだった。 拘束された桜に対して何度か話しかけた。しかし全く返答はなかった。 まるで現実と関わることをどこか拒絶しているかのように、沈黙を保ったまま。 なんとなくだが。境遇や行いは全く違うが。 彼女の見ているものは、今の自分が思っているこの隔絶感、虚無感に通じるものがあるような気もした。 何の力もない自分。 持っている道具も拳銃、姿を隠す帽子、苦無、そして使うことのできないカードが一枚。 (私に、何ができるの…?) ふと、一時的に攻撃を止めた二人の姿が目に入った。 何で、戦うの?疑問ばかりがまどかの脳裏を堂々と巡っていく。 (止めて、二人とも…) ただの印象だけど、アリスは一緒にいたらしいほむらとはそれなりに仲が良かったらしい。アリスの話す様子からはそんな雰囲気が伺えた。 なのに、どうして戦うのだろうか。 (何で、ほむらちゃんは…) ただ桜の足元で、あわあわと困惑するような動きをする黒い小さな影がいた。 その様子が、まるで自分の姿を、心を表しているようにも見えていた。 ◇ 「ポチャポチャ」 「ほむらってさ、小さい生き物は嫌いなの?」 「何よいきなり」 「ずっとこの子目の敵みたいに敵視してるから。 理由でも分かればこっちも気の使いようとかあるし」 「別に気を使うことなんてないわよ。 生き物が嫌いなんじゃない、よく分からない生き物は警戒しておくべきって思うだけよ」 「何か随分と気を赦すようになったんじゃない? わけの分からない生物は嫌いって言ってなかった?」 「嫌いなんじゃないわ。とりあえずこいつには利用価値があるって分かったから。 少なくとも変なことをしてくる様子もなさそうだし」 「利用価値って…。あんたもう少しそういう言い方とか考え方とか変えられないの?」 「性分なのよ。今まで私なりにやろうとして、うまくいったことがなかったからこんな風に生きるしかできなくなっただけ」 「じゃあ、私に対してもそういう冷めた感じで付き合ってきてるわけ?」 「―――そうよ」 「ふぅん…」 ◇ 攻撃を互いに交え続けてどれくらいの時間が経ったか。 時間停止と超加速の応酬も、何度も続けていれば能力の形もおぼろげながら把握できるようになってきていた。 まずアリス。 時間停止の際は遠距離攻撃を行うと止まった時間の中で射出物が停止する欠点があることは聞いていた。しかし今はその法則に縛られず放たれた攻撃は動いている。 虚を突かれはしたが、威力自体は拳銃の弾丸程度。後は空間移動とほむらの翼が竜の爪となって攻撃してくるくらいだ。 ネモと契約した際の副産物であるマークネモの外装をもってすれば防げぬものではない。 ただ、羽根の軌道が不規則で読みづらいものが交じることがあることだけが問題だった。 時間停止の中で最大加速して動いている中で行動を確保している関係から、その止まった時間の中で銃弾の速度で飛来するものは対処できなくはないが厄介ではあった。 一方でほむら。 本来持っていた時間停止時の遠距離攻撃の制約は己に発現したギアスで軌道を思うままにすることで克服していた。 魔法少女であった頃の能力と発現させたギアス能力は並行しており干渉しあうことがないのは幸いだった。 大きなアドバンテージを得たはずだったのにアリスが時間停止そのものに対応してきたことで優位性が大きく減らされてしまった。 銃弾の速度にも対応してくる反応速度の前では、空間移動と羽根を使ってのドラゴンクローも対処されてしまっている。 だから、戦い方を変えた。 時間が止まる。同時にアリスの超加速のギアスも発動する。 視界を覆うようにばら撒かれる羽根。消えるほむらの姿。幾度となく見たパターンだ。 攻撃を防ぐために一歩踏み出しながら腕にエネルギーを集中。 次の瞬間、時間停止が不意に解除、無限の加速の中で踏み出した体と目の前に迫る羽根がぶつかりあう。 防御タイミングを見失いながらも、ギアスの速度を瞬時に制御。しかし間に合わず体にその羽根が突き刺さる。 プロテクターの侵食が既に胸部まで届いていたおかげで心臓や肺などの重要器官へのダメージは避けられたが、体のあちこちを羽根が切り裂いていく。 第二陣が飛来する前に、腕のエネルギーを地面に叩きつけ周囲全面にエネルギーを爆発させる。 羽根は吹き飛び地面へと落ちていく。 息をついたところで時間停止を確認。ギアスを発動するもその一息が反応を遅らせた。 その後ろに現れた影から黒翼のドラゴンクローを放つほむら。 体を切り裂こうと迫ったその爪が、アリスの体に触れる直前で霧散した。 ほむらの視線の先には、アリスの対消滅のエネルギーが爪の軌跡上に置かれ消し飛ばしていく様子と、こちらにもう一方の腕を振りかぶって突っ込んでくるアリスの姿。 拳が頬を捉え、時間停止解除と同時に吹き飛ばされるほむらの体。 地面を転がりながらも勢いのまま起き上がるほむら。 一方アリスは羽根に切り裂かれた出血、ダメージから膝をつく。服はボロボロになりつつあるが、服の下はアリスの肌ではなく異形の鎧が姿を見せている。 「今のは見えなかったわ。ずっと手を隠してたってことかしら」 「別に。力に慣れてきたからできるようになっただけよ。 あんたこそ何やってくるのかの手が読みやすすぎるんじゃないの?」 「…そうね、私の戦い方は基本的に時間を止めての力押しだものね。 武器が変わってもそこはなかなか変えられないものね」 能力の使用機会に恵まれず使い勝手を知るタイミングがなかったが、ここにきて何度も使用を繰り返したことで精度が上がったアリス。 一方で強力であるがそれゆえに能力そのものに応用性が効かず練度を鍛えることもなかったほむら。 ほむらにしてみれば小細工で工夫はこらしてきたが、能力としては完成してきたため今更変えようもなく。 かといってギラティナの力の練度を上げている暇はないだろう。 羽根を広げつつ、懐に手を入れるほむら。 「だから、更に力押しでいくわ」 取り出したのは、一枚のカード。 弓を構える兵士が描かれている。 アリスが駆け出した時には既に準備は終わっている。 ―――美樹さやか、あの子にもできたことだもの。私にだってできるわ。 「夢幻召喚(インストール)」 時間停止と共にほむらの姿が光に包まれる。 何をしようとしたのかは分からないが、良からぬことをしようとしていることはアリスにも察せられた。 しかしその光の元を蹴り飛ばした時にはその姿は既に消えていた。 周囲を見回すと、あちこちにほむらが現れる際に出現する黒い影が浮遊している。 どこからほむらが現れても対応できるようにと警戒するアリス。 その時、その影の中から一斉に様々な武器が飛び出した。 剣、槍、短刀、斧、様々な形状の武器が同時にアリスに向けて飛びかかる。 迎撃しようとしたが直感が警告を発し、大きく飛ぶことでそれらの武器を回避。 互いにぶつかるその重厚な金属音を耳にして、あれを銃弾や羽根のように迎撃しようとすれば逆に体を貫かれていたかもしれないと察する。 足場がなくバランスも取れない状況の中で、アリスの元に更に追撃の剣が飛び込む。 身を捩って避けつつ、その飛び込んだ剣を踏み台に地面に足をつけようと飛んだところで。 着地する付近の地面に現れたほむらが、手にした剣を振るった。 加重力操作により着地のタイミングをずらすことで剣の直撃は避けるも、振るった剣が冷気を生み出し周囲を凍りつかせる。 冷気はアリスの足の表面をも凍りつかせ、移動速度を奪う。 瞬時にほむらの背後から赤く輝く巨大な剣先のようなものが見えたと思うと、そこから焔の刀剣のようなものがアリスへと振り下ろされた。 熱がアリスの足の氷を溶かした一瞬で飛び退くが、掠めた剣先はアリスの肩から胸にかけて焼き焦がした。 時間停止が終わったところでほむらを見る。 黒いドレスと翼はそのままに、脚に金色の鎧を装着している。 「英霊の力を身に宿すことができるカード、らしいのだけど。 何かあった時に使えって言われてたけど、なかなかに強力なものね」 それまで移動に使っていた影ではなく金色の輪の中から、幾重にも金色の鎖が飛び出す。こちらを拘束するつもりなのだろう、アリスの周囲を回り続ける。 速度を調整したギアスで飛び退き、回る円が縮まりアリスの体に触れる前に回避。 時間停止を発動される前に接近しようと地を蹴ると同時にギアスを発動させようとしたアリスの目の前で大量の刃が剣山のごとく生えた。 刃の中に突っ込みかけた脚に急制動をかけ宙に飛び上がる。 次の瞬間時間が停止。同時にほむらが距離を詰めてこちらに飛び込んでくる。 飛翔しながら黒い影に手を突っ込み何かを取り出す。 目には映らなかったが何かを構えるその様子から透明な武器だと察するアリス。 ギアスは発動させたため時間停止には対処できているが、宙高く飛びすぎたこともあり移動のための足場や掴めるものが何もない。 見えない斬撃を腕で防ぐ。弾き返すことには成功するも間合いを測り損ねたゆえか腕の装甲に亀裂が走った。 更に不可視の武器を振るうほむら。その背後には逃さないと言わんばかりに金色の輪から剣が見える。 「っ!!ああああああああっ!!!」 どうにかしようと頭を振るった瞬間、アリスの後ろ髪が変質。 スラッシュハーケンとなった髪を動作させほむらの腕を絡め取り、一気に地面に叩きつけた。 不意の攻撃に対応できなかったほむらは地面を転がり。 その勢いに乗ることで地に足をつけたアリスは駆け出し地面に突き立っていく剣を回避。 倒れたほむらの元まで走り、その体にスラッシュハーケンを射出。 ほむらはそれが命中する一瞬前に自身の体を影の中に隠すことで回避。 時間停止が解除されると同時に、ほむらはアリスと距離を取った場所に姿を表した。 「…本当、随分と化け物じみた外見になってきたじゃないの」 僅かに刃を掠めてしまった頬の傷を拭いながらアリスを睨むほむら。 後ろ髪のワイヤーと短剣は元より、前進を黒い鎧のような外骨格が覆っている。 生身の部分は既に頭部と顔周りだけだ。 「あんたも鏡、見てみなさいよ」 「今となってはあなたほど化け物みたいな格好にはなってないわ」 「顔色の方よ。真っ白で目つきも酷いことになってるし、格好も合わせて悪魔みたいな状態よ」 ふと自分の目に手をやるほむら。 自覚がなかったが、素の目付きがまるで寝不足の時のごとく悪くなっているようだ。 鏡で顔色も確かめたかったが、さすがにそんな隙は晒せない。 「だったら何。これが私の目的のために必要な力よ」 「そう、だったら私の姿も、ナナリーの騎士足り得るために必要なものよ」 言いつつも息が上がりつつあるのをほむらは見逃していなかった。 しかし時間をかけすぎたことでアリスをあそこまで強化してしまったことも否めない。 ついでにアリス一人に時間をかけすぎるのもあと少しで終わる儀式の進行によろしくない。 「だけど、残念ね。ここまでよ」 空間を移動して距離を取り、一本の巨大な剣を取り出す。 いや、アリスの目にはそれが剣には見えなかったが。 まるで手持ち型のナイトメア用ランスを重ねて紋様をあしらえたように見えた武器。 直感的に気付いた。これからほむらはこれまでで最大の攻撃を仕掛けてくると。 その姿に意識を取られすぎたのだろう。飛びかかろうとした時に足が動かないことに気付いた。 視界の外で地面の影から現れた鎖が足を縛っていた。これまでの武器であれば気付けたかもしれないが、前を意識しすぎて足元までは気をつけていなかった。 「あなたもまだ、何か出せるんでしょう? 出さないと、死ぬわよ」 「そうみたいね」 ほむらの出した剣が赤い渦を発しながら回転する。 それを見ながらアリスも構える。体のプロテクターが剥がれていき、アリスの背後に数メートルの黒い巨人の姿になって現れていく。 アリスを守る守護神のように現れたマークネモ、その手にエネルギーが収束していく。 「たぶん最後になると思うから言っておくけど。 あなたと過ごした時間が案外楽しいものだったっていうの、あれは本当だったわ」 「そう、それは―――よかったわ。こんなことにならなかったら、もっとよかったんだけど」 「全くね」 そう話す2人の口には僅かに笑みが浮かんでいた。まるで懐かしい過去を思い出すように。 しかし互いの距離が離れていることもあって、その事実には互いに、自分すらも気付くことはなかった。 「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」 アリスを見下ろす形で、静かにそう呟き、手にした剣・乖離剣エアから膨大な魔力が渦を巻きながら放たれた。 同時にアリスの背後にいたマークネモの手に集まった対消滅エネルギーが、戦艦の放つ最大主砲・ハドロン砲にも匹敵するものとなって放出される。 暴風が吹き荒れ周囲を吹き飛ばす。 それは巻き込むことがないようにと離れた場所にいたはずのまどか達の元まで、彼女達が立っていることができないほどの風が襲いかかる。 アリスが全力で放った一撃は確かに驚異。 しかし乖離剣の放つ魔力は本来戦艦の主砲などに比べられるものではない。 拮抗しているその威力は英雄王が自ら放つそれと比較して威力が落ちていた。 そこには複数の理由がある。 まずほむら自身が安定性を求めるためにカードとの親和性を下げていたこと。 英雄王ギルガメッシュのカード一枚に収まりきらぬその人格は、カードの使用者の人格をも侵食することがある。 カードを使用した時己の人格に強引に入り込もうとするその存在に気付いたほむら。 故にそういったカードの与える負荷をソウルジェムと化した白金玉の本来の主であるギラティナに押し付けることで緩和した。 しかし故にカードとの親和性が低く、全身を覆うはずのギルガメッシュの装飾もほむらの脚に現れるに留まっていた。 そしてもう一つ。その己の力を使いながら、言ってしまえば力だけを都合よく取り出し使用するその姿勢が、ギルガメッシュ自身の怒りを買ったこと。 故にそのギルガメッシュの人格の抵抗によりカードの力を引き出すことに大きな制限がかかっていた。 王の財宝から武具を取り出すだけであればそう大きな影響はなかった。 しかし真名開放が必要となるこの武器についてはその制限が大きく響いていた。 本来の威力を知らないながらも火力の減衰には何となく気付いていたが、ほむらは重要視してはいなかった。 この一撃が拮抗している。正確に言うなら若干こちらが押しているという状況か。 そんな一撃を全力で迎撃するアリス。 ほむらも意識をそちらに集中させているが故か、脚の鎖の拘束が緩みつつあった。 自分とほむら。どちらの攻撃が勝るか。 悔しいがおそらく、向こうが勝つだろう。だから打ち負けた時が攻め時となる。 押し込まれこちらの砲撃が止まった瞬間、ギアスを発動して接近しこの攻撃に意識を向けているほむらを攻撃する。 この一撃に力を使いすぎた。おそらくそれが最後の攻撃になる。 (なんて、考えているのでしょうね) その狙いをほむら自身も読んでいた。 逆の立場なら自分もそうするだろうという仮定からそう思った。 言うなれば今は早撃ちの決闘のようなものだ。 仕掛けてくるタイミング、仕掛けてくる方向。それらを一瞬で見極めなければならない。 暴風の中でただ互いの髪やドレス、服だけがはためき続ける。 10秒にも満たない時間が永遠にも近いものに感じられていた。 やがて放たれ続ける魔力の奔流を抑えきれなくなった対消滅エネルギーが押し込まれていき。 エネルギーを放出し続けた影響で限界を迎え崩れ落ちていくマークネモ、それでも砲撃だけは決して絶やさなかったその体が消滅し。 乖離剣の魔力に呑み込まれ霧散した欠片ごと吹き飛んでいく。 同時に、アリスはほむらの背後の宙に浮いていた。 その手には引き千切ったスラッシュハーケンの小さな刃が握られていた。 加速させた体をほむらに向けて突撃させて。 同時に時が止まり。ギアスを最大駆動させて止まった時間の中を駆け。 ドラゴンクローを放つ翼がアリスの行く先を阻もうとする。 が、ほむらの顔に焦りが生まれた。翼の変形が間に合わない。 (あんたが、律儀なやつで助かったわ…!!) もしここでほむらに空間移動で逃げられていれば勝ち目はなかった。 様々なものに賭けた。 ここで自分を迎え撃ってくれること、そこで自分が迎撃より早く攻め込むこと。 前者については、ある意味ではほむらのことを信じたとでも言えるのかもしれない。 (そうね、あんたは律儀なところがあったもんね…) 目の前にいる少女に思いを馳せた。 「あんたってさ、何ていうか口下手よね」 「そうね、自覚はしてるわ」 「どこかで話拗れさせそうな気もするのに何も喋らないようにしようとはならないのね」 「………」 「でもそういうのもいいと思う。 黙り込んで喋らなくなるよりは少しは話そうとしてるの、んー何ていうか、少しでも前に進もうとしている?ような感じがあって」 「無理に褒めようとしてないかしら?」 「いや、そんなことないって!!別に今ちょっと考えたとかなんてことないから!!」 「―――」 (あれ?今少し笑った?) 「さっさと進むわよ」 関係ないのに脳裏に不意にほむらと一緒にいた時の記憶がよぎった。 よぎってしまった。 (あっ、クソ。しまった―――) ほんの刹那の隙。 それがアリスの振るった刃の軌跡を鈍らせた。 翼を引き裂き胸にかけてを切り裂いたが、ほむらの核であるソウルジェムには大きく空振ってしまった。 同時に時間停止が解除。アリスのギアスも停止した。 急制動をかけすぎた影響で脚が鈍ってしまった。振り返るのが遅れた。 ほむらのもう一方の翼から形成されたドラゴンクローがアリスの体を抉り突き飛ばし。 まだ周囲を舞っていた乖離剣の爆風を吹き飛ばしながらその体は転がっていった。 「あなたは、いい友達だったわ。だけど」 肉体に受けたダメージから排出されたクラスカードを手に取り、投げ捨てながら。 その過去は振り返らないとばかりに振り向くこともなく。 「さようなら。私の勝ちよ」 殺し合いの儀式の中で唯一と言える、育んだ友情に、別れを告げた。 →